2021年6月28日。



幼い生命が、二つ
この世を去りました。

本当なら、5年生と4年生。
プールの授業も始まり、楽しんでいたでしょう。

大けがを負った3人の子は
今も体や心に後遺症を抱えて
懸命に日々を送っています。



あの日
飲酒運転の大型トラックが
下校中の小学校低学年の
子どもたちの列に突っ込みました。



体調が思わしくなく
早退して、自宅に向かうため
車を走らせ始めてわずか1分後の
午後3時20分頃
系列施設・八街わらの里の向かい側の
電信柱が大きく傾いているのが、目に入った。

次の瞬間
左側の畑に深緑色の大型トラックが
突っ込んでいるのが目に入り・・・

わらの里の職員が
何人も路上で慌しく動いていた。


これはただ事ではない、と
急いで空き地に車を停め
ひだまりの里に電話をし
車を降りて、行き交う車の誘導をした。


ほどなくして
猛スピードで警察車両が到着し
消防車、レスキュー車、救急車が
相次いで駆け付けてきた。


すぐには現実を受け容れられず
泣き叫ぶ方や力無く路肩に座り込む方
救急隊や消防隊の慌しい動きなどを
呆然と見ていることしかできなかった。





2年が経った今日
移動式の速度違反自動取締装置や
女性記者などが姿を見せていた。


年を経るごとに
世間の関心は薄れていくが
被害に遭われた子やご家族にとっては
もちろん、そんなことはなく
昨年も書いたが「節目」なんてものもないだろう。


決して忘れてはならない''事件''。



26日にも
成田で、信号無視のトラック運転手により
若い生命が奪われました。

私も含め
車を運転する一人ひとりが
ルールを守る、という当たり前のことを
意識していくしかありません。


「ルールを守りましょう」と
子どもたちに、堂々と教えられる世の中に
しなければなりません。


「大人はルールを守らなくていいの?」と
子どもたちに言われてしまう世の中では
いけないのです。




鉄の塊には
勝てっこありませんよ。



10歳と9歳の男の子が
天国でも仲良く遊んでるかなぁ、と
空を見上げて願うことしか


私たちには、できません。