利用者さんのことを
「かわいい」とは何ごとだっ!
人生の大先輩に対して!!
…という声を、よく聞く。
けれど
“愛らしい”方は、必ずいる。

その代表格が、アツコさん。

この写真は
ひだまりの里トップページの画像として
長い間使わせていただいた。


サンタクロースにも5度遭遇(?)した。



大きな声を出したことがない
人と争うことをしない
皆さんと仲良し・・・
入居して4年8ヶ月
アツコさんのことを悪く言う人を
誰ひとり知らない。
女性職員の一人は
「あんなふうに歳を重ねたい、という
お手本のような方」と言う。
愛らしい・・・ってね





ポーズを取るとき
「小首を傾(かし)げる」んですよ

これがポイントです(笑)。
けれど・・・
昨年の秋頃から血中酸素飽和度が低下してきて
在宅酸素療法を行ってきた。
前日はお孫さんの誕生日。
「悲しい誕生日にさせてはいけない」と
その翌日まで頑張り
お孫さんに看取られて
静かに息を引き取った。
近所に住む娘さんも
2日に一度のペースで面会に来られていた。
「“ばぁちゃん”、幸せだったと思います」
ひだまりでの4年8ヶ月を振り返って
ヨースケ相談員は言った。
照れくさいのか
ツーショットの写真が見当たらない・・・。
あ、あった


獅子舞(ヨースケ相談員)に頭を噛まれるアツコさん。
93歳。
歳に不足はなかったのかなぁ。
もう聞けないけれど
ゆっくり
お休みくださいネ

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